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さぎの湯温泉は、国民保養温泉地の指定を受けています。
国民保養温泉地って何??・・って言う温泉好きな方には、温泉地を選ぶ重要なポイントのひとつですので、ぜひ!知っておいていただきたい情報の一つです。ご存知ない方は、下のタブに簡単な説明を入れておきましたので、クリックして読んでいただければ幸いです。
●環境
温泉の名前が「鷺の湯温泉」と言うだけあって、白鷺の舞う自然豊かなところです。
その昔、毛利氏と中国地方の覇権を争った尼子氏の居城富田城も近くで、かつては尼子の御殿湯とも言われた温泉地でもあります。
旅館は3軒、公共宿泊施設が1軒と宿泊施設は少ないものの、近年では足立美術館や安来節演芸館など安来の主要な観光地のある温泉場として益々その価値が高まり、注目を集める観光地でもあります。
●特色
毎分、600リットルという、宿泊施設に比較しても膨大な量の泉源を持っています。どの旅館に泊まっても、24時間流れ続ける温泉をたっぷりと楽しめ、冬には水路を流れる温泉が湯煙をたて、近くにある「さぎの湯公園」には余った温泉が、惜し気もなく流れています。
効能は高く、傷や神経痛によく効きます。
当館での温度調整は、温泉バルブを直接開閉して湯量のみで行っておりますので加熱・加水などは一切ありません。文字どおりの「天然かけ流し」の温泉でございます。
その日の気温や風の方向や強さ、数時間ごとに変化する気候にあわせて・・
出来る限りの「気ん持ちい~ぃ♪」
・・を体感できるように、数時間ごとに調節しております。
★鷺の湯温泉の効能
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこばわり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷 え症・病後回復期・ 疲労回復・健康増進・きりきず・ やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・動脈硬化症 痛風・高血圧症・慢性胆嚢炎・胆石症
★温泉のー般的禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合]・活動性の結核・悪性腫瘍重い心臓病・呼吸不全・腎不全・出血性疾忠・高 度の貧皿その他一般 に病勢進行中の疾患
その興りが、どれくらい前なのか?正確な資料は残されていません。 ただ、尼子時代の地図や文献には「湯町」とあり、尼子の御殿湯として 賑わったと伝えられています。その時代には、湯場は、現在の位置とは違い 尼子の城下町で、現在の太平寺の地内にありました。
そのように歴史もあり、かつては、この中国地方を支配した、尼子の御殿湯 とまでされていたこのさぎの湯温泉が、なぜ現在まで大きな発展を遂げなかった のか??その理由は、昭和の初期まで、この地に続いた「洪水」にあります。
記録にある最初の洪水は、寛文六年(1666年)の大洪水でした。このために 旧城下町は一掃され、富田川の流れを東に移動させてしまったほどでした。 この結果、温泉も流失し廃墟となり、泉源も失ってしまったのです。
その後、元文四年(1739年)三月、広瀬藩の藩医であった岡田元杏が、古老 の話しを聞き、私財を投じて温泉の発掘をためしみたのでした。その結果、見事 に泉源を発見し湯壺を露天にすえつけて入浴していましたが、再び度重なる洪水 のために埋没してしまいました。 そして、明治43年3月 田辺六左衛門が自分のたんぼで、排水工事をしている と、湯が湧き出てきたので、温度を計ってみると40度を越すほどの温泉が湧き 出て、現在のさぎの湯温泉ができたのです。
その後もたびたび洪水があり、また砂地でもあることから、泉源が埋まったり しましたが、現在では、洪水の原因となった川の上流にはダムがふたつもでき、 河川工事もすすみ、そのような事はなくなりました。
とは言うものの、比較的浅い深度で、温泉の出るこの地は、10年に一度は、 ボーリングを繰り返さないと、砂地のため泉源が埋まってしまいました。 このため、今までの100メートル程度の深度を1キロも深く掘りさげて「永久 泉源」を作ることになりました。
平成7年4月。その願いは見事に実現し、毎分600リットル。温度も52度という 高温の温泉が湧出したのです。同年10月にこれを運用開始し、現在では24時間 つきることのない温泉が惜し気もなく流れております。
参考文献:飯梨郷土史より
さぎの湯温泉は、 「国民保養温泉地」指定です。
国民保養温泉地とは、温泉の 利用促進を狙い、温泉法第14条に基づいて環境省が指定をした温泉地のことで、昭和29年に最初に指 定されてから91件の温泉地が指定されています。
この指定を受けるには、ある一定の条件を満たしていなければ指定は受けられません。
指定される条件は、大きく分けて源泉に 関する条件、温泉地の環境に関する条件に分かれます。
- 源泉に関する条件
- 効 能の高さ
- 湧出量、湧出温度
- 温泉地に関する条 件
- 健全性
- 周辺の景観、保養地としての環境
- 温泉を利用した医療設備、スタッフの充実
- 交通の便
- 災害に対する安全性
簡単に言えば、安全で健康に良く、ゆっ たりできる事はもちろん!その源泉は薬効が高く、天然自然のまま使用できるものであることが条件になります。こういう温泉はあまり多く無いのが実情 で、温度が低ければ加熱したり、熱すぎれば加水したり、あるいはちょうど良くても利用件数が多ければ十分な湯量に恵まれない場合もあります。
さぎの湯温泉はこれらの条件を満たした数少ない温泉地の ひとつなのです。言わば天然自然の証!!そ して島根県で指定を受けているのは当地を含めて2ヶ所だけなのです。(平成22年2月現在)
温泉分析書
1.申請者 住所:島根県安来市安来町 878番地2
氏名:安来市長
2.湧出地:島根県安来市古川町字板橋 454番地3
3.湧出地における調査及び試験成績
(イ)泉温51.6℃ 気温:13.2℃
(ロ)湧出量: 1/min(動力)
(ハ)知覚的試験:無職透明・微塩味・微硫化水素臭
(ニ)ph値:8.3
(へ)ラドン含有量:71.7×10-10乗 Ci/kg
(19.72 M・E/kg)
(ホ)調査年月日 平成7年3月9日
4.試験室における試験成績
(イ)密度:1.0011
(ロ)ph値:8.4
(ハ)EC値:1900 uS/cm
(ニ)蒸留残留物:1.3077 g/Kg(110℃)
5.試料1kg中の成分:分量及び組成
(イ)陽イオン
成分 mg mval mval%
ナトリウムイオン(Na+) 289.8 12.58 61.60
カリウムイオン(K+) 8.0 0.20 1.00
リチウムイオン(Li+) 0.4 0.05 0.25
マグネシウム(Mg2+) 0.8 0.07 0.32
カルシウム(Ca2+) 149.8 7.48 36.58
ストロンチウム(Sr2+) 2.2 0.03 0.12
バリウムイオン(Ba2+) 0.2 0.01 0.01
マン力Jンイオン(Mn2+) 0.7 0.03 0.12
陽イオン計 451.4 20.44 100
(ロ)陰イオン
成分 フッ素イオン(F-) 3.4 0.18 0.91
塩素イオン(C1-) 388.6 10.82 55.14
硫酸イオン(S04 2-) 370.6 7.72 39.32
炭酸水素イオン(HCO3-) 43.3 0.71 3.61
炭酸イオン(CO3 2-) 6.0 0.20 1.02
陰イオン計 806.8 19.62 100
(ハ)遊離成分
非解離成分
成分 mg mmol
メタ亜ヒ酸(HAsO2) 0.1 0.01
メタケイ酸(H2SiO3) 35.0 0.45
メタホウ酸(HBO2) 2.4 0.06
非解離成分計 37.6 0.52
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 1.296 g/kg
溶存ガス成分
成分
遊離二酸化炭素(CO2) 0.3 0.01
溶存ガス成分計 0.3 0.01
成分総計・(イ+ロ+ハ)1.296 g/kg
(ニ)その他の徴量成分
アルミニウムイオン 0.02mg
鉄イオン 0.08mg
総ヒ素(Asとして) 0.09mg
亜鉛イオン 検出せず
鉛イオン 検出せず
力ドミウムイオン 検出せず
銅イオン 検出せず
総水銀(Hgとして) 検出せず
遊離硫化水素(H2S) 検出せず
分析終了年月日 :平成7年 4月24日
6.泉質:含放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
7.調査及び試験者:
島根県衛生公害研究所・芦矢 亮、神門利之
8.試験法:鉱泉分析法指針による
平成7年5月1日
指定桁定分析機関 島根県松江市西浜佐陀 582-1
島根県衛生公害研究所長 五明田 李
国民保養温泉地とは?
さぎの湯温泉は、 「国民保養温泉地」指定です。
国民保養温泉地とは、温泉の
利用促進を狙い、温泉法第14条に基づいて環境省が指定をした温泉地のことで、昭和29年に最初に指
定されてから91件の温泉地が指定されています。(wikiより)
この指定を受けるには、ある一定の条件を満たしていなければ指定は受け
られません。
指定される条件は、大きく分けて源泉に
関する条件、温泉地の環境に関する条件に分かれます。
- 源泉に関する条件
- 効
能の高さ - 湧出量、湧出温度
- 効
- 温泉地に関する条
件- 健全性
- 周辺の景観、保養地としての環境
- 温泉を利用した医療設備、スタッフの充実
- 交通の便
- 災害に対する安全性
簡単に言えば、安全で健康に良く、ゆっ
たりできる事はもちろん!その源泉は薬効が高く、天然自然のまま使用できるものであることが条件になります。こういう温泉はあまり多く無いのが実情
で、温度が低ければ加熱したり、熱すぎれば加水したり、あるいはちょうど良くても利用件数が多ければ十分な湯量に恵まれない場合もあります。
さぎの湯温泉はこれらの条件を満たした数少ない温泉地の
ひとつなのです。言わば天然自然の証!!そ
して島根県で指定を受けているのは当地を含めて2ヶ所だけなのです。(平成22年2月現在)