大浴場


大浴場のご案内

当館の大浴場は、自然石をふんだんに使った岩風呂で、入り口や脱衣所は山小屋をイメージして作られています。

大浴場には露天風呂はございませんが(貸切風呂の方にございます)、まるで露天風呂に入ったかのような感覚が味わえます。

言わば?屋根のある露天風呂風?とでも言えるような風情のある大浴場です。お年寄りの方には露天風呂は気温の変化が激しくて嫌がる人もいらっしゃいますが、こちらならそういう事はございません。

大浴場と貸切露天風呂、両方とも人気のあるお風呂です。
また、当館の大浴場は、男性用と女性用のお風呂が極端に違う?というような事はございません。レイアウトに若干の違いはございますが、ほぼ同じような感じです。

こちらは男湯 ↓ こちらは女湯 ↓

★大浴場エピソード★ ~大浴場ができたわけ?

実を言いますと、
当初はこのようなお風呂を作る気持ちはまったく無かった・・というのが先代のお話でした。もう40年くらい昔の話で、その当時はこのようなお風呂は稀な存在でした。ほとんどの温泉がタイルばりのお風呂で、当館もその例外ではありませんでした。

 さて、この写真をよくご覧ください。大浴場の右側に、大きな石があります。写真では竹の仕切りに繋がって写っています。 そう!
 この石です。

この石こそ、安来苑のお風呂を作った原因なんです。

それはまだ、安来苑の風呂が、一般のタイル風呂だった頃の話しです。

ある時、大きな石を積んだトラック(重たすぎて、たった1個しか載ってなかった)がやってきまして、安来苑の当時の庭に「しばらく置かせて
くれないだろうか?」
と、持ち掛けてきたのです。事情を聞くと、あるお金持ちの庭づくりをするために、この石を持ってきたのだが、そのお金持ちの会社が倒産してしまい、今更持って帰る事もできず困っているとのこと。

まあーーその方も困っていらっしゃるし、買い手を探すまでの間のしばらくなら・・という事で許可したのですが、実は石は1個ではなかったのです。たくさんの巨石が、安来苑の庭にゴロゴロと積まれてしまう事になりました(愕然)。

その後、なかなか取りに来ないので、連絡してみると、「すまないけど、御宅で買ってはくれないだろうか?原価でいいから・・」と持ち掛けてきました。
まあー、取りに来ないものにナニを言ってもしょうがないので、ではウチで引き取りましょう・・という事になったのです。

さてさて、では庭石にでも・・と思ったのですが。これが移動が大変なのです。特に最初の大きな石は、とても動かせるモノではないのです。ヘタなクレーンなどでは、持ち上がらないくらい重い!!

これじゃー移動もできない・・ハテ?どうしたものか?と考えましたら、石の位置はちょうど庭の真ん中・・この回りを掘って、浴槽にしたら??という実に単純にしてバカ良い考えが出てきたのです。

こうして、安来苑の風呂は出来上がりました。ですから、造りが荒々しい造りなのですが、言わば、出来ちゃった風呂・・・なんですね。
えっ?だからどーしたって??いやいや・・ただそれだけの話しでした(^^;)

でも、このような石を扱う専門家のお話によりますと、今ではなかなかこういう石は手に入らないとのことで、その当時の原価で譲っていただいた事は逆にかなりの得だったとか?厄介者転じて名物風呂となったわけです。

ま、そういう経緯があって出来た風呂なんだなぁーー・・と思いながら入っていただくと、ウレシイですね。

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