Part10 世に出なかった料理の巻 

いや~、今年は色々な事の「当たり年」のようでして、次から次へと色々な事が起こり

ます。そのせいで更新を怠けていたワケじゃござんせんが、今日宿泊のお客様から

「たまには更新してよー」と言われてしまいました。しょぇ~(^^;)

ちょうどバタバタしていまして、お話しできなかったんですが(すいませんねぇ)、

そろそろ更新しないとなあ~と思ったのも事実であったりします。

そういうワケで久々に更新する事にあいなりました。

去年のどじょう取材に続いて、3月には「釣りバカ日誌のハマちゃん」と、松井直美

さんまで取材にいらっしゃいまして、それに勢いを得てか、毎月「どじょうの取材」

が入るようになってしまいました。

有り難いこってす。板場としては、まだまだ未熟なのに取り上げていただいて。

でも半面、昔ながらのお客様からは

「イノシシ料理はやめたのか??」

という問い合わせも多くございまして、「ハテ?なじぇにそんな話しになるのだろ?」

と首を傾げておりました。

どうもどじょう料理ばかり取り上げられるので「イノシシが霞んで」しまったようで

あります。

ご安心くださいませ。安来苑は、今でも

「イノシシ料理の安来苑」

でございます。

ま、最近は「どじょう料理の安来苑」というイメージもかなり定着してまいりました。

しかしまあ~・・イノシシだのどじょうだの・・どーしてウチは、こう食材としては

変わったものばかり扱うんでしょうかね?(^^;)

実際、イノシシとどじょうに絞られた感はありますが、世には出なかった食材もたく

さんあったりします。これ以外に今まで試したのは

・鹿料理

・タヌキ料理

・熊料理

・マムシ料理

・ムササビ料理

などなど、色々ございました。ハイ。えっ??何故出さなかったかって??

まず鹿料理は、ウマイんですけどね。肉が手に入らないんですよ。(アホ)

タヌキ料理は、肉は手に入るけど、臭くて臭くて・・とても料理にならんかったので

あります。

熊料理もですねぇ~。まあこれは、手に入りにくいのと、料理しずらいんですね。

まずくはないけど、臭みがちょっとあって・・。

マムシは、近くの山林に行けばいるし、一時は本気でやろうと思った事もありました

けどね。そうそうとれるものじゃないから「飼っておくしかない」んですね。

で、一時期飼った事があります。何しろ「生餌」しか食べませんからね。毎日「カエル」を捕まえるのに苦労しました。ハイ。

結局、最後は「アブナイ」という理由でやめました。

と言うより

 「誰も注文しなかった」

ってーのが、主な原因だったりします。(^^;)まあ~そうだわな。

ムササビ料理・・これは挑戦したかったんですけどね。何しろ最初に1匹とれただけで

後が続かなかったんですね。(サイテーです。ハイ)

しかしまあ~こうやって見ると「イカモノ料理の安来苑」というイメージになっちゃ

困りますからお話ししておきますが、正当な料理だって勿論やっていますよ。

特に注文が無い場合は、イノシシだってどじょうだって出しません。予約の時に

注文いただければ、つけますけどね。

だから普通は、鴨鍋とか、蟹料理とか、日本海の幸を使ったもので料理しています

のでご安心下さいませ。

話しは変わりますが、長い間この仕事をしていると、色々な「ドジ話し」が出てまいり

ます。今回は、ちょっとだけうちの母親(女将)のドジ話しで締めくくってみたいと

思います。(本当にあった話しですよ。念のため)

★女将と「ちず」??

ある日、1人の男性のお客様がいらっしゃいました。よく飲まれる方でして

お酒の追加を注文されたので、女将が部屋に持っていった時の事です。

「女将! ”ちず”は無いのか?」とお客様・・。

「はぁ?地図でございますか?」と女将。

「”ちず”って言ったら ”ちず”だよ」

「はあ、地図は、丸いのでございますか?それとも四角でございますか?」と聞く

女将。

「丸でも四角でもいいから持ってこい!」とお客様。

女将は、早速事務所で地図を探しにいきました。しかし、四角い地図は無く、あっ

たのは・・

地球儀

しか無かったのです。しかたなく女将は、地球儀を両手に持ち、お客様の部屋へと

運んでいきました。

「お客様、地図をお持ちいたしました・・」

こう言って、女将は、お客様の飲んでいる机の上に、トンと地球儀を置いたので

あります。

その時、お客様は一瞬声も出ず、目を丸していらっしゃったそうです。

お客様が欲しかったのは、もちろん地図ではなく、酒の肴にする

チーズ

であったのは言うまでもありません・・。それにしても地球儀をいったいどうしろって言うんですかねぇ~(^^;)

★女将とお歳暮

年末に女将の古くからの友人が尋ねてまいりました。

しばし語らいまして、そのお友達の帰り際の事です。

「あ、これ・・つまらないものですけど、お歳暮のかわりです」

と女将は、前に誰からかいただいたお歳暮をお土産がわりに差し出しました。

「いえいえ、そんなつもりじゃないですから・・」

と、遠慮するお友達。

「まあ~遠慮なさらずに、つまらないものですけど・・」

「いえいえ、本当にいいですから・・」

ほんっと~にっ!!つまらないものですけど、気持ちですから」

と、しつこくすすめる女将。

しばし沈黙していたその友人が一言・・

「あの~、それ・・先日私が送ったお歳暮なんです・・」

この時ほど、「穴があったら入りたい」と思った事はないそうです。(チーン!)

おあとがよろしいようで・・m(__)m テケテンテンテン!

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